シャンパン・うさぎ牧場・田中功起

「何か飲もう（アルコールを）」と思って
買い置きのワインのストックを見たら殆ど無くなっていて
（いや、何本かはあるのだがそれは勝手に開けて一人で消費すると
奥さんに怒られそうなブツだからダメだ）
残っている中で唯一開けちゃっても良さそうなシャンパンを勝手な記念日気分で
寝てるヨメに気づかれぬようにコソっとMacの前で開けたら
ポンッって空いた瞬間にブワッてなって
大事なG5の上にじゃばじゃば掛かってうわあもう大変。
「これが本当のシャンパンタワーか」って
夜中とアルコールの力をもってしても笑えない冗談を思いつきつつ
否まだ飲んでないしそもそもシャンパンじゃなくて
CAVA（スペインのスパークリングワイン）だし。って雑巾雑巾。

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近所の古い家の庭先にうさぎが十数匹も放し飼いになっているのを発見。
わが家では「うさぎ牧場」と勝手に命名することにして
昼過ぎに娘をベビーカーに乗せて牧場まで散歩。
閑静、というか人っこひとり通らない住宅街のど真ん中で
うさぎたちが音も立てずに梅の木の下でぴょんぴょん跳ねる。
なんだか何の音もしなくなって
ポツーンとうさぎを見てる僕。と妻。と娘。冬の終わりの午後。

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田中功起。
http://www.kktnk.com/koki_tanaka_works.html
彼の「everything is everything」という作品を見ていると
世界には、見落とされていることが
既に気づかれていることの
何倍も何十倍も存在しているのだという確信がしてくる。
生きてるうちに何かひとつでもそれに気づけたらいい。