ペペ・トルメント・アスカラール・パッパルデッレ
今日はオーチャードホールで
菊地成孔ペペ・トルメント・アスカラールのライブ。
ペペを観るのは去年の歌舞伎町クラブハイツ以来、
年末恒例のこのホールコンサートは初めてだったのだが
今までの集大成的な内容になると聞き期待しまくり。
間に20分休憩を挟んで2時間+MC30分
(菊地さん喋らないはずだったのに結局喋り過ぎ)
+アンコール30分の3時間ほど、どれもこれも素晴らしくて
特に休憩あとの後半戦はちょっともう言葉にならないくらい。
僕は菊地さんのプロジェクトの中ではDCPRGが一番好きで、
またああいうバンドが結成されるのを切に望んでいたのだが
今日のペペ後半の演奏を聞きながら、
もう充分にその欲求は満たされているんじゃないかと思った。
そこに流れているのは猥雑な南米JAZZでも甘くて苦いタンゴでもなく
純然たるダンスミュージックだった。
DCPRG的なものへの渇望の終焉。ゼロ年代ももうすぐ終わるし。
コンサート後、お腹もすいたので
桜丘のダイニングバーet sonaでディナー、
相変わらず何を食べても美味いのです。
最近は混んでるって聞いてたけどその通り満席。
いろいろ喋ってたんだけど、
気づいたら周囲で同業者、同業界っぽい会話が飛んでいる。
迂闊なこと言えないと思ったときにはすでに遅し。まあいいか。
帰りにご主人に聞いたらほとんどオーチャード帰りのお客さんだったようで
みんな考えることは同じ、ということか。
あとで追記して書くかもしれませんがひとまずアップ。