FreeTempo・叙情・岡山はアツいのか?
FreeTempoのニューアルバム『SOUNDS』を聴く。
- アーティスト: FreeTEMPO,FreeTEMPO feat.Mari Mizuno,FreeTEMPO feat.ogurusu norihide,FreeTEMPO feat.arvin homa aya,FreeTEMPO feat.Kaori Natori,FreeTEMPO feat.bird,FreeTEMPO feat.Nami Miyahara,FreeTEMPO feat.KALEIDO,another side,ogurusu norihide,arvin homa aya
- 出版社/メーカー: CLEARSOUND
- 発売日: 2007/09/05
- メディア: CD
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最近Amazonでばっかり買い物してたので
久しぶりに実店舗でブラブラ買い。
こういう打ち込みモノのクラブミュージックをたくさん聴く方ではないけれど
国内物ではFreeTempoとレイ・ハラカミはハズレなく良いなあ。
(MONDO GROSSOも良いけどもう活動してないんだっけ?)
やたらとこのアルバムが売れてるようで店頭POPで大プッシュな感じ。
コード進行やボーカルの乗せ方など、
やっていることはいつもと同じで
ボッサっぽかったりピアノの単音のリフ展開だったりするのだが
なんだかウェットな(日本的な/歌謡曲的な)風情がある。
海外のハウスの爆発的な高揚感、が
日本人が作る物に比べて圧倒的な強度を持っているのは
クリエイターのドラッグの使用/不使用の差だ。
って何かで読んだことがあるけれど
代わりに、和物のクラブミュージックは
ウェットな叙情性に富んでいて
これはこれでいいんじゃないか、と思う。
実は生の楽器より電子音のほうが叙情的でウェットだ、ということは
たぶんもうみんな気づいていて、当たり前のことなんだろう。
それは程度の問題で、阿呆みたいに極論すれば
音楽というもの自体が叙情的でウェットなものなんだろう。
すべての音に叙情性は宿っているし、
すべての音楽を聴くという行為は叙情的であるべきなのだ。
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岡山県倉敷発マグの「Krash Japan」のサイトを最近知って読んでいる。
http://www.krashjapan.com/
デザインもクールだし
ダウン・トゥ・アースな内容も好感が持てる。
こないだ友人のtonotypeとも話したのだが
岡山には東京っぽいニッチなアーティストが
ライブツアーで訪れることが多かったり
めちゃめちゃデカイ古本屋があって
吉田豪が仕入れに行ってたりするらしく
今けっこうアツイ地方都市なのかもしれない。
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そういえばFreeTempoのファーストで歌っていたのは
MONKEY MAJIKのボーカルの人だったんですね。
こちらは仙台つながり。
仙台にしても岡山にしても
地方都市オルタナカルチャーがもっと勢いが出てきて
東京の二番煎じじゃなく独自に発展すれば面白いのにな、と思う。