Perfume・王道・雪沼

Quick Japan Vol.74、Perfume特集。

クイック・ジャパン74 (Vol.74)

クイック・ジャパン74 (Vol.74)

着々とPerfumeが気になって気になってしょうがない状態に
なりつつある訳ですが。


大谷能生さんが熱狂的なPerfumeファンで
Perfumeを見るためだけにサマソニに行き、
最前列でのはじけっぷりをブログで報告していて
http://www.ootany.com/diary/201
業界(何の?)におけるPerfume人気もスゴいなあと
笑いつつ引きつつ。嘘。ああ、僕もライブに行きたいです。


QJ中田ヤスタカ氏のインタビューも予想以上に興味深くて
音やビジュアルといった制作側の思惑と、
マネジメント側の思惑と
本人たちのレッキとしたアイドルであるという意識が
それぞれ微妙にズレていて、そのへんの構造がまた面白い。
古くはセルジュ・ゲンズブールから細野晴臣
小西康陽、コムロにつんくまで連綿と続く
「プロデューサー的なおっさんがアイドルの女の子を
操縦して、たまにエロい歌詞なんか歌わせちゃったりして」という
ある種の男の夢、みたいなものがあるけれど
ああいうのともまた違う感じだ。
確信犯的な部分とそうではない部分がうまいバランスでマッチして
偶然いいポイントに行き着いちゃった、ような気もする。


あと、現象としては
要素のクオリティがすごい高くて、
聴く人が自由な解釈で捉えていて
(オタク的に、楽曲的に、サブカル的に、etc…)
それゆえにファン層が何やらおかしなことになっていて
でも、一巡してカタチになった物はめちゃめちゃ王道に見える、
っていうのはある意味「エヴァンゲリオン」みたいだとも思った。
つーかそんなことどうでもいいよね。カワイイから。

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先日、念願の某アイドルの方(Perfumeじゃないですよ)に
仕事でお会いできてメロメロになってしまい
興奮のあまり長く書いてしまいました。
アイドルばんざーい。

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堀江敏幸『雪沼とその周辺』。
はじめて堀江作品読んだ。
まだ最初の短編「スタンス・ドット」しか読んでないけど
この人の作品全部好きなんじゃないかという予感が満々。
文庫版の表紙がとても良い。
他の作品も見たらどれも良いのでした。

雪沼とその周辺 (新潮文庫)

雪沼とその周辺 (新潮文庫)