光明・喧騒・毎日の環境学

昼の部。打ち合わせ。動きだしてから結構な月日が流れているプロジェクト。
2歩進んでは2歩下がる状態(動いてないじゃん!)だったのだが
ようやく最終ステップ、ゴ−ルへの光明が見えてきたようで嬉しい。

夜の部の仕事(って書くと怪しい)は明日に伸びてしまったので
乗り換えの渋谷で外に出てタワレコ
小沢健二のニューアルバム『毎日の環境学』を買う。
普段は新宿で(もしくは中野で。もしくは阿佐ヶ谷で)
全ての買い物を済まそうという生活習慣なので渋谷のタワレコは久しぶり。
買い物を終えて外へ出ると
上戸彩の宣伝カー(でかい広告パネルを背負って走るアレだ)が
爆音でシングル曲を流しながら走っていた。
喧騒喧騒また喧騒。
渋谷は久しぶりに来てみてもやっぱり
気持ちの落ち着き所のない騒がしさで溢れている。
上戸彩綾戸智恵と「ウエトアヤドチエ」という
ユニットを組んだらどうだろうとか
ならば「ジョージマイケルジャクソン」というのはどうだろうかとか
口にするのも憚られるくだらない思惑が次から次へと浮かぶのは
全てこの喧騒のせいにして喧騒のスクランブル交差点を渡る。


『毎日の環境学』。
音がとてもいい。
インストではあるけれどBGMのような感じではないし、
ジャジーな空気を全面に押し出しているわけでもない。
心地よさとか肌触りの良さがあって
やっぱり落ち着いた「大人」の方向へと
オザケンは変化しているのだろう。


確実に言えるのは前作の『Eclectic』と比べると
遥かにハピネス(あるいはカタルシス)が感じられるということだ。
出す順番が逆だったら自然な流れかもなあと何故だか思った。
『Eclectic』は変革的に感じたけど
間に『毎日の〜』を挟むとリニアに進化しているような気もする。
もうちょっと聞き込んでみよう。