高円寺・描線・QUOTATION

土曜日。
米田さん(a.k.a.トーキョーソース副編集長)
http://www.tokyo-source.com/ に飲みの誘いをいただき高円寺へ。


やや遅れて到着するとおおよそ高円寺っぽくないスペイン料理店で、
クリエイター交流会みたいなのを想像していったら
予想に反してゆるゆるアットホームな雰囲気で
おおよそ高円寺っぽい雰囲気だった(笑)
楽しく飲んでいたらあれよという間に三件目三時過ぎ。
時間を気にしなくていいのもまた素晴らし。

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日曜日。
最近は方々で絵を見かけたり本を出版されたり、
もう、飛ぶ鳥を追い抜いて行きそうなイラストレーター田中麻里子さんの
個展オープニングパーティー学芸大学trayへ。
イキオイのある鉛筆の描線とビビッドな彩色がすごくいい感じ。
やっぱりいいイラストというのは線一本一本に表情が顕われているものだと実感する。
こんな線は僕には一生かけても描けそうにないなあ。
http://www.tanamari.com/

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デザインジャーナル誌『QUOTATION』2号目が出ていたので買う。
http://www.quotation.jp/


『QUOTATION』で紹介されているロンドンのデザイナーの記事を読んでいても思うのだけれど
ここ最近、世界のグラフィックデザインでは、
「tactile(=蝕知的)」というものが大きな潮流になってきている気がしている。


簡単に言うと、文字やグラフィックをパソコンの中で完結させずに
リアルな、触ることができるものとして作り込んで写真にアウトプットしたり
視覚や触覚だけでなく、もっと五感に訴えるようなものを
グラフィックに取り入れたりすることなのだが、
色々と気になるものをリサーチしているのでtactileについてはまた書くことにします。