TOKYO SOURCE・場・地理
前回の日記で言っていたことと重なるんだけど
最近、ネット上で興味がある人や、コメントなどで絡む人、
リアルな世界で出会う人や一緒に仕事をする人、
色々なネットワークがゆるーくリンクしていたりして面白い。
これは「業界が狭い」ということとはちょっと違って
おそらく「何かに興味を持つこと」と「行動してみること」を
少しずつ続けることによって獲得されるリンクで、
例えば、はてなアンテナを使っていると
近いアンテナリストを持っている人のアンテナ繋がりがどんどん見えてくるのだが
あれのリアルワールド版のような感じだ。
東京に住んでいて、東京の(地理的な、あるいは観念的な)
ある「場」にコミットすることが、
(逆説的だけど)ネットによってどんどんオープンになっている。
人見知りでも引っ込み思案でも(僕のことだ)、それを上回る面白いことが
開かれていれば、そこに顔を突っ込んでみたくもなる。
様々な趣味嗜好、活動やバックグラウンドを持った人たちの
「部分」が微妙に重なり合って生成される「場」が
そこら中に転がっているということが東京のような都会の魅力のひとつなのだろうし
誰もが、自分の中の色々なレイヤーを使い分けて「場」にコミットしているし
それによって「場」も変化したり、ゆるやかなリンクも生まれる。
(たまにそういうレイヤーを全くものともしない
強大な個性を持つ人に出会うこともあって
それはそれでものすごい面白かったりする)
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そういうネットワークやレイヤーが観念的なものであるにもかかわらず
実は東京の「地理」というものにも
密接に結びついているんじゃないか、とも考えている。
東京の東端出身の僕にとって東京の文化ゾーニングというのはずっと気になる問題だ。
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そんなこんなで東京の「場」について考えているときに
面白そうな本があった。
- 作者: 近藤ヒデノリ,米田智彦,サトコ(TOKYO SOURCE)
- 出版社/メーカー: ピエ・ブックス
- 発売日: 2008/08/05
- メディア: 単行本
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TOKYO SOURCEの制作は後藤繁雄さんのスーパースクール出身の方々が
中心になっているようで、
最近、スーパースクール界隈の方ともリンクする機会がいくつかあって
ああここでも!という感じだ。
副編集長の米田さんとは以前、他のパーティーで少しだけ話したことがあって
TOKYO SOURCEについても気になっていたところ
出版化を知り、そしてリリースパーティーのお誘いも頂戴したので
ぶらっと一人で(なんか最近こういうの多い)参加するべく
昨夜は目黒のホテルCLASKAへ。
http://tsedit.exblog.jp/8825964/
やはりいつものように最初は所在なくぶらぶらしてビール飲んで
米田さんを見つけて声をかけてお話しさせていただき
他の来訪者の方を紹介してもらったりしているうちに
知っている顔も何人か発見してまた話して紹介して紹介されて。
面白そうな人たちに何人も遇った。
僕の「場」がまた少しだけ変容する夜。