エアコン・ウィルコ・夏の本質

暑いのでウチのエアコンが24時間ほぼフル稼働だったのだが
妻は頭痛になるし僕の夜更かしは治まらないし
子どもにも悪いような気がするので
(今月の電気代も心配だし)
一度カラダをリセットするべく、日中エアコンを使わないで過ごしてみた。


子どもが悪戯するのでしまっていた扇風機を
高い場所にセットし、窓や玄関を開ける。
テレビが点いていると暑苦しいので
ダラダラと流していたテレビも止める。
ベランダにビニールプールを出して子どもを行水させる。
興奮してバシャバシャするのでこっちも水浸しになって涼しいし
ベランダへの打ち水にもなった。


こうしてみると気持ちのいい風も入ってくるし
エアコンで冷えてグッタリするより健康的で良い。
扇風機にビニールの紐つけてぴらぴらさせたい。
顔を前に持っていって「あ゛ーーーー」とか言いながら。
テレビも結局一日見ずに、音楽のみで過ごした。
リビングで流し続けていたのは
Wilcoの『ヤンキー・ホテル・フォックス・トロット』だった。
Wilcoが夏向きかどうかは置いておくとして)


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夏なんで、というか夏なのに
やりたいコトや読みたいアレや行きたいソレがいっぱいあって
でも結局どれもできずにいて悶々としている。
やりたいことが全部できる夏。なんてたぶん永久にやってこない。
でもそれでいいんじゃないか、と思う自分もいて
この悶々として、「思ったことがほとんどできない/できなかった」
っていう無力感が「夏」っていう季節の本質なんじゃないか、なんて思う。