久々・ワッキー個展・IC

久々更新。


昨日は友人のイラストレーター、ワッキー
久々な個展のオープニングパーティーに行き
ものすごく久々な人に会う。


http://blog.wakisaka.biz/

◉ワキサカコウジ個展『20 Panels』
2008年 6/16(月)〜6/27(金)


◉平日 11:00〜19:00 /土曜,祭日 16:30まで /日曜 休廊
*オープニングパーティー 初日 17:30〜


◉ギャラリー・エフ
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-19-7 さくらマンション2F
TEL:03-3475-4878  
(JR千駄ヶ谷駅 都営大江戸線国立競技場駅 徒歩6分)


ワッキーのイラストはデジタルデータなのだが
ギャラリーでの展示というリアルなプレゼンテーションで
「物質」としての姿がないイラストを、どう見せるかというのは
けっこう悩むところなんじゃないかと思う。
あと、クライアント・ワークである以上、
イラストレーションだけで自己完結するものではないわけで
実際に世に出るときには様々な要素と絡んで
印刷という、また別のフォーマットに再現されるので
その未完結性をどう消化するのかという問題もある。


元の創造物と、商品としての現実化と
展示という再・現実化。
このへんをクリアにするのが大変そうだ。
グラフィックデザイナーが個展をするとしたらもっと難しいのだろうけど。


で、ワッキーの展示ですが面白い見せ方になってます。
興味のある方はギャラリー・エフへGO。


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久々に雑誌「インター・コミュニケーション」を買ったら最終号だった。
10+1も休刊したし広告批評も来春で休刊か。
デザインの周辺を語る雑誌はウェブに移っていくのだろうか。
長めの論考とかは雑誌で読みたいけどなあ。


インターコミュニケーションのは「コミュニケーションの未来」特集。
アレクサンダー・ゲルマンと佐藤雅彦両氏の対談が面白い。
グラフィックデザインによるコミュニケーションの本質というかなんというか、
中心というか辺縁というか、
今一番そういう先端なところにいるのはこの2人の気がする。


菊地さんと後藤繁雄さんの対談も載っているのだが
こちらはあまりに肉感的でフェティッシュで、読んでてキモチ悪くなった(笑)