Think the Earth Day・オフピーク・裾野

最近全然更新してなかった。
GW進行がやっと落ち着いたので日記再開。


22日は仕事でお世話になっているNPO
Think the Earthプロジェクトのアースデイ・パーティへ。
http://www.thinktheearth.net/jp/


一人で参加、しかも仕事をご一緒させて頂いてから日も浅いので
それほど知り合いもいない状況だったのだが
行ってみるとむしろ一人の方が自由に動けるし
誰かと喋らざるを得ない状況なのでわりと積極的に。
さまざまな業種の方と話をして刺激を受ける。
ああ、今日分かった、こういうパーティーは知り合いとつるんでいるより
一人で動いた方が面白い。


と思いながらブラブラしてたら突然名前を呼ばれて、
振り返ると友人のtonotypeが。
「うわあ、お前何でここに!何してんの?」
「いやートモダチがここのスタッフで」
カオが広いのはいつも通りのことだけどまさかココまで。世界は狭い。

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しかし、こういう場に集まるエコ/スローライフに関わる人たちが
みんな異常に忙しい、というのは笑えないジョークだ。
鉄道系の広告代理店に勤める友人が
超ラッシュにもまれて通勤しながら「オフピーク通勤」を推奨するポスターを作っている、
という話を思い出した。

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子どもができたということもあるが
以前よりも確実に「地球環境の将来」というものについて考える機会は多くなっている。
そもそも、僕らが子どもの頃は
未来っていうのは「今より良いものである」という前提で
世の中が進んでいたはずで
それがいつの日からか(環境問題だけが理由ではないにせよ)
世界は「だんだん悪くなっていく」という認識に変わってきている、というのは
(もしくは「だんだん悪くなってきてるんじゃないのか?」という
疑念に苛まれて過ごすのは)
実際に何らかの危機が起こるのとは別に(別にしなくてもいいけれど)
最も不幸なことのひとつではないかと思う。


Think the EarthプロジェクトというNPO
様々なクリエイションを通して環境への関心を持つきっかけ作りを推進している。
「きっかけ作り」というのは
まだ成熟していない文化(しかもそちらがマジョリティー)に対して
何か視点を拓いていかねばならない訳で、
そこにはなかなかの困難があるのだろう。


遠い未来のことを想像するのは難しいが
5年後、10年後のことを考えるのはそう困難なことではない。
少しでもその未来が明るく思えるように、
関心の裾野を広げるために
クリエイターとして微力ながらお手伝いができたら良いと思う。