フジロック07まとめ1

フジロックいろいろ。その1。


今年は3回目なので、今までよりも心の余裕ができて
がっついて「とにかく観る!」というより
ライブ以外のイベントを楽しんだり
(Stoned circleの太鼓ワークショップが気持ち良すぎ!)
木道亭でマッタリしたりと雰囲気を楽しみつつ、
要所要所で踊りまくって、疲れて、
酒飲んで昼寝、という過ごし方だった。
実際、こんなに昼寝をしたのは初めてだった。
(オレンジコートの土手とアヴァロンに向かう坂の脇が
ベスト昼寝ステージに決定!)
しかも今年はいつにも増して
同行者がみんな個人行動派だったので
朝に別れてトリの後までほぼ会わない、っていう
かなりフリーダムな3日間。


ライブの満足度でいえば
最も楽しかったのはdachamboだった。
今回のフジロックで聴くまで全然知らなかったのだけれど
周りの人と盛り上がりまくりの踊りまくり。
ここ数年、友人たちの影響もあって
「ジャズやらファンクやらロックやらダブやらがごた混ぜで
ものすごい複雑なことをやっているのに、
ものすごい踊れる、人力トランスなバンド」というのが
最も好きな音楽(ライブ)になっているので
DCPRGなき今、ROVO(遅くて見なかったけど)とか
このdachamboあたりが一番グっとくる感じ。

こういう、知らなかったバンドで出会って、
見知らぬ人と馬鹿みたいに盛り上がる、てのが
僕がフジロックに一番求めているものだったりする。



他に思ったことなどをメモ的に。


・ユアソンはかなり気合いが入ってるのがビシビシ伝わってきた。
 前回のフジロックより断然良かった!
THE CUREは2時間半でギブアップしました。
 まさか3時間目にBoys don't cryをやるとは…。
・!!!(chk chk chk)のボーカルの動きが頭から離れません。
dachamboで体力を使い果たしてOmarは途中でギブアップ。
 ウトウトしてたらガン寝してしまい、気づいたら終ってた。唯一の後悔…。
・僕は非黒人ミュージシャンが取り入れる黒っぽいリズムとか
 ソウル・テイストみたいなものに対して、
 ニセモノっぽく感じて何だか鼻白んでしまうのだが
 (すみません、逆偏見です。)
 Marva Whitneyの歌声を聴いたら
 やっぱり本物は次元が違うのだと実感。もはや立ってるだけでグルーヴィー。
・来年は是非スライ&ザ・ファミリーストーンを。
・Battlesはドラムの人見てるだけで面白いんだけど途中でちょっと飽きた。
V∞REDOMSを初めて見たんだけど凄いのひと言。口あんぐりしてた。
・ボードウォークのミラーボールの森が素晴らしい。
 ライブハウスでも、クラブのフロアでもいつも思うのだけれど
 ミラーボールを発明した人は天才だ。
MONEY MARK働きすぎ。
・勝井さん働きすぎ。
・苗場食堂のとろろめし旨すぎ。
・石釜のピザ旨すぎ。
・外人マナー悪すぎ(特にグリーン左手の)
・ELECTRELANEのギターの女の子がキュート過ぎ。



最終日はもちろんHEAVEN'S JAMでシメ。
メンバーの豪華っぷりも凄いが、
ヘヴン全体の一体感が心地よくて
今年のフジロックを終えるにはぴったりだと思いながら
狂ったように踊ってグデングデンなのでした。