R.E.M.・クネクネ・実直

引っ越しの最中に入れてしまったライブその2。
3/16に武道館へR.E.M.の日本公演へ。
実は恥ずかしながら初武道館でした。
何故だか縁遠くて行ったことがなかったので。




さすがにこないだの渋谷HIPHOPイベントに比べると年齢層が高い。
スケボーをリュックからハミ出させた少年もいない。
多いのは30代後半から40代の往年のロックオヤジたちだ。
武道館なんて俺のホームグラウンドだぜ、みたいな。


やや押しでライブ開始。
ステージも特に派手でもなく、凝った演出があるわけでもなく
MCでたいして盛り上がるわけでもなく淡々と演奏は続く。
マイケル・スタイプはクネクネと踊る。
改めてとても声がいい。
圧倒的な歌の存在感。カッコ良い。


R.E.M.というのはバラエティーに富んだ曲を作るバンドではなくて
どれも割と似たような調子、似たような雰囲気の曲が多い(と僕は感じている)。
悪く言えば単調にも聞こえるのだが
そこにはザラザラとした「これぞアメリカンロック」という肌触りと
美しいメロディーだけに流されないスジの通った実直さを感じる。
そう、R.E.M.というバンドは実直なバンドなのだと思う。


フジロックにも来ないかな。