ワイン・難点・まつりのあと

昨夜は友人が6人ほどわが家に遊びに来てくれて
鍋やらチーズやらをつまみながらワインを飲む。
みんな会社員時代の同期なのだが、
最近は集まって飲む機会は年に一度くらい。
入社当時の話などをして盛り上がって楽しい。


ただ、家で飲み会をすると飲み過ぎるのが難点。
12時過ぎにお開きしてフラフラで駅までお見送りに行く。
フラフラフラと家にたどり着き、
パーティーの後の残骸と一気に空虚になった部屋で余韻に浸る間もなく
片づけもそこそこにご就寝。


昼過ぎに起きると
そこには宴の余韻の消えた散らかった部屋があるだけ。
温かい雰囲気はどこかに飛んで消えてしまっている。
「まつりのあと」には不確かな情緒(のようなもの)があるのだけれど
「まつりのあとのあと」になるとそこにあるのは確かな現実だけなのだ。
確かな現実の世界では、余韻に浸る暇があるなら皿を洗えということなのだ。


夫婦で皿洗いなどした後
僕は夕方から新宿にフットサルの練習試合に出かけた。
クリスマス・シーズンに入った新宿の日曜日は
確かな現実世界より少しだけ「まつり」の雰囲気を漂わせていた。